2025年5月16日金曜日

なぜ、パーソナルトレーナーに?  のきっかけをご紹介

みなさまこんにちは。

トレーナーのKOJIです。

先日もお客様やトレーナー仲間から「なぜ、トレーナーを目指したのですか?」

と聞かれましたのでパーソナルトレーナーが必要だと感じ目指すことになった

自身のきっかけをご紹介します。

(冒頭は、回想っぽくなりますので飛ばしてみていただても…。)


もともと高校生の時に行っていた競技が男子新体操という特殊な競技で

3年生の春ごろにタンブリング(バク転、宙返り、等々)によって

生じた怪我のリハビリで整形外科に通院していました。


その際に、主治医の先生から

「怪我や機能を回復することをサポートする仕事として

理学療法士とトレーニング・インストラクターという職業があるで。」と。

そして、「君、体ごっついからインストラクター似合いあいそうやな。

でもな、理学療法士は、金にならんで。これからは、トレーニングでアメリカやで。」と。


なぜか、その時の主治医の言葉に影響され、自分は、アメリカに行かないと…。

と思ってしまったのが始まりできっかけでした。


しかしながら、当時は、スマホもネットもない時代でしたから情報収集も難しく

手始めに苦手な英語から無理やり勉強してみる状態。そのため、とりあえずということで、

ボディビル系からフィットネス系までのスポーツクラブを

手当たり次第に見学して回る日々が続き。ようやく、

「インストラクター養成コース」なるものをみつけて受講することになります。

ついでにその施設でトレーニングも教えていただけることになり

フィットネスな生活が始まることとなったわけです。

ちなみに。18歳だった当時からウエイトトレーニングを続けていますので

ウエイトトレーニングに関しては、35年も続けていることになります。


そして、フィットネスといった流行りものしか日本に入ってきていなかった当時は、

インストラクターは、デカければデカいほど良い!的な風潮があり

レオタードの似合うからだを目指す ⁉ といった洗脳(笑)も受けつつ

自分自身も無駄にデカい体をしておりました。


ただ、「アメリカに行かなくては!」が、脳にこびりついており

19歳の時に単身でアメリカのカリフォルニアに行くこととなります。

2週間ほどでしたが、ロングビーチから始まり

トレーニングのメッカであるベニスビーチに行き

Gold GYM、World Gym、Family Fitnessさんで多くの経験をさせていただきました。

そして、その時の兄弟子であったTさんから特別にレクチャーを受けることとなります。


その時の衝撃が半端なく…。

なぜ、そのトレーニングをするの?

その動き方(状態や角度)で本当に筋肉が動いている?

(今は、軌道解析や姿勢評価として発展していることです。)

100人いれば100人が違うのに、なぜ同じことしか教えないの?

その人の可動範囲は、それでいいの?

人種、気温、湿度、健康状態(バイタルサインや血液状態)の影響は?

それは、君の実感?クライアントの実感?

動く前の状態、動いた状態のケア(コンディショニング)は、ストレッチだけ?


本場の第一線のトレーナーに無限に質問攻めを受けたと同時に

しっかりと答えていただいて動きのレクチャーまでいただきました。

その時に「プロも一般の人も同じ。いただいたお金の対価は、

すべてのクライアントにしっかり払わないと。」

と言われたことは、今でもよく覚えています。


そして、最後に「日本はね、国民皆保険だから病院に行っても破産しないんだよ。

誰でも手軽に医療が受けれるってすごいことだよね。

でもね、アメリカだと盲腸の手術を受けるだけで破産する人もいるんだよ。

だから、病気にならないからだを作ることが重要なんだよ。」と教えていただきました。


「病気を治すをサポートするだけではなく、病気にならないをサポートする」


それが、日本に戻ってからアメリカで主流のパーソナルトレーナーを

日本に導入しなければ!と思う(決意?)こととなったきっかけです。


恩師ともいえるTさんには、いつも常に感謝しております。


その後のお話や開業までの展開(紆余曲折)は、また機会のある時に。

長文のお付き合い有り難うございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

心臓手術にかかるコストって… 

こんにちは。 パーソナルトレーナーのKOJIです。 先日、以前の職場の先輩方とお食事をさせていただく機会があり 久々に医療機器系販売のお仕事時代のことを思いださせていただきました。 お世話になった皆様には、本当に感謝しています。 最先端の医療に触れることによりトレーナーのお仕事だ...