2025年10月4日土曜日

筋肉をそだてる近道って… (血流量の確保が大切なんです)

 こんにちは。

トレーナーのKOじいです。(事実として孫がいますので。)

少し投稿が滞っておりましたが、すきま時間でつぶやかせていただきます。

SNSも含めて外注していないのでAIを使わない手作業で割とたいへんな毎日です。


では、早速。ダイエットやトレーニングの教科書に からだづくりは

「運動」「栄養」「休養」のサイクルをバランスよくと記載されています。

それは、間違いないのですが…


教科書通りの対応をしていても体が変わらない人も多いですよね。


そのような みなさまに 少しでも参考になればな とのお話です。

先ず、筋肉には、日常動作以上の刺激(負荷)を与えないと変化していかないのは事実です。

そして、刺激が与えられた筋肉に対して組織再生(代謝)に伴う 生命維持代謝を上回る

組織強化のためのエネルギー供給(細胞を作るための材料補給)が必要になります。

(わかり難い表現をしてますが、動いて疲れた体にエネルギーを入れるって感じです。)


続いて再生サイクルの仕上げとして エネルギー供給が十分に満ち足りていると

仮定したときに必要になるのが 体の組織を作り直す(強化する)ための時間 で

いわゆる睡眠 が必要となるわけです。(大まかに言えば、こんな感じです。)


そんなことは、わかっていると言われそうですが…

では、そのサイクルに対して効率的にエネルギーの供給が行われていますでしょうか?


店舗でも 効率的にエネルギー供給?食べてるけど、 どういうこと? と聞かれますが…


我々が重要であると考えるのは、摂取したエネルギーが体内に蓄積された状態として

必要な組織に適宜、必要なエネルギーを供給することが

血液流量の供給(確保)として血管から組織に対して十分に行われているかどうか

ということを着目していますとお伝えしています。


ちなみに、どのような状態が組織(筋肉)への血液流量不足の可能性があるかというと

レップ数の後半にエネルギー切れで力を出し切れない

セット数を3セット以上こなすことができない

乳酸がたまってパンパンの状態から回復が遅い

なんだか気分的にも集中できず力が発揮しきれない  等々


上記のようなトレーニング中に使用している筋肉群に十分に必要な血液量が届ていない?

と考えられる状態のトレーニーの皆さんが割といらっしゃるように見受けられるのです。

もしかすると、様々な原因の一つとして血液流量が確保できてないのかもしれません。


これを防ぐためにも、目視できる太い血管だけでなく毛細血管のような組織も含めて

頭の天辺から手の指や足の指、足の裏にある組織の隅々にまで

開かれた(血液の送りやすい状態の)血管の状態にできるようプレワークアウトを行い

使用する筋群の準備をしっかりと整えてからトレーニングを行うことが

効率を高める重要な要素の一つと考えています。


ちなみに、

大きな血管は、心臓から贈られる血液に対して反応も血管内の空間を早めに広げて

血液流量を多くする反応を示してくれるようですが、全身の細い血管に関しては、

大きな血管ほどすぐに反応を示してくれるわけではないようです。

そのため、ある程度の反復運動を筋肉を伴ってワークアウトをしていくことにより

広げていくことがポイントとなるでしょう。

なお、電子タバコであっても 喫煙者や喫煙者の近くにいる受動喫煙を伴う生活を

されているかたは、血管が収縮傾向を示し広がりにくいようですので…

急激に運動強度をあげることには、少し注意をされたほうが良いかもしれません。

(たばこに含まれるニコチンが交感神経を刺激して血管を収縮させるためです。

 詳しくは、こちらのサイトをご参照ください。

 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/tobacco/t-03-002 )


今まで気にされたことがない方も多いと思いますが、末梢の血管や毛細血管に対して

プレワークアウト(準備運動)をすることによって

全身の血流量を細部にわたってバランスよく循環させられることが

筋量アップや代謝のアップの結果につながることもあると私たちは考えておりますので

トレーニングのときにご自分の血液の流れを少しでも感じてみてくださいね。


頑張っているのにフルストレッチ&フルコントラクションも筋肉のオールアウトもできず

トレーニング後の爽快感も達成感も薄いままの

なんとなく楽しめないトレーニングとなってしまわないことを願います。


そうならないためにも、トレーニングの初期やボディメイクでのターゲットパーツを

変化させるときには、ターゲットの筋肉の血流量を代謝量をあげるように

トレーニングのメニューやプレコンディショニング(ウォーミングアップ)を

変化させていきましょう。

トレーニングのメニューにも毛細血管に刺激を与える工夫ができますのでご参考まで。

メニュー的には、約1か月ぐらいを目安として調整を行いますが血流を増やしたい部位に

高レップ系トレーニング取り入れていただければ。 面白い体の変化も見えてきますので!


最後に。組織への血流量が増えることによる ありがたい効果として

組織の回復が早くなることが予測されます。(修復に十分なエネルギー供給ができるので。)

併せて体内での循環血液量があがりますので血圧減少や熱中症の予防効果も期待できます。


トレーニングの効果をより多く引き出せることにより筋肉量の増加も期待できますので

体内の細胞量だけでなく毛細血管まで活性化をさせて細胞に十分な血液量を供給する

という行為が「体感できる」「体の変化を目に見える」効果を得る近道だと言えます。


筋肉に負荷さえ与えていればいい といった考え方も間違いではないと考えますが

さらに一歩進んで 新しい情報として 体内の血管を育てる・整えるに

少し意識を向けてみていただければと考えています。


いつか、また。時間のある時に

血管の特性や血管の育て方に関してもお話する機会があれば

と考えておりますが、今回は、このあたりで。


なお、私どもは、割とトレーニング指導中にも そのお話を

ぽつぽつとさせていただいておりますので

気になられたお客様は、セッション中でも空き時間でもかまいませんので

お気軽にお尋ねくださいませ。

では、また、近いうち?に…。

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