2026年2月26日木曜日

広告の「3か月でマイナス10kg!」って…?

 こんにちは。

トレーナーのKOじいです。

たびたび(とびとび)の投稿となておりまして誠に恐縮です。

ということで。

最近は、いろいろなチラシや広告を目にしますが、

あまりよろしくないものも多いようで…。

先日も「3か月でマイナス10kg!」や「これを巻くだけで外反母趾が治った!」

といったチラシを目にいたしました。 ( どこの?とは言いませんが…。 )


私たちにも実行できる?と聞かれれば、3か月で-10kgは、できないことはありません。

ですが、かなり体の負担も大きくリバウンドの可能性が多くなってしまいますので

個人的には、おススメは致しません。

結果として、健康的に行なうことが難しいと判断すれば、

別のご提案をさせていただくこともございます。


例えばのお話ではありますが、体脂肪10kgを減量すると仮定して考えるのであれば

5カ月~1年ぐらいを目標として徐々に体脂肪を消費して

“ リバウンドをしないからだ ” に体質ごと変化をさせながら

運動と栄養と休養バランスを整える。

「痩せ体質のボディメイク」そういった体づくりをご提案させていただきます。


ちなみに ですが、からだの見た目(ボディライン)と体重はイコールではありません。

体重(体脂肪率)を下げることを優先するのか?

見た目のボディラインを作り上げるスカルプティング(彫刻)要素を優先するのか?

その点をご理解をいただく必要もありますが、この詳細は、また別の機会に。

(ちなみにクールスカルプティングとトレーニングで言うスカルプティングは

 まったくの別物です。)


話を体脂肪の減量にもどしてつぶやかせていただきます。

前提として、

減量では、体重から何を落としていくことを目的とするのか?が 重要となってきます。

そして、健康なからだ を獲得すると考えた時の理想と言えば

筋肉量を減らさずに体脂肪のみを落としていきたい!と考えることでしょう。

そのための最初のステップとしては、体重計に乗って体脂肪率を確認しくこととなります。

体重計から算出された体重の中に表示される体脂肪率が方針決定の重要な要素となります。

その体重計から算出された体脂肪率から脂肪量を確認したうえで

本当にどれぐらいを減量するのかを最終的に決定します。


具体的に言えば、減らしたい重量が予定した体脂肪量を除去しても

健康な体脂肪率を維持できているのか を確認する必要があるということです。

なぜ確認が必要なのかと言えば、体脂肪も体の構成要素として必要な要素であるため

減量のやりすぎは健康を損なう恐れがあるからです。

ちなみに、健康な成人の体脂肪率の適正は、次の通り。

男性 10%~20%未満

女性 20%~30%未満

わりと、あったほうがいいのが体の現実なのです。


ここで、減量を成功させるためのエネルギー消費のお話を少し紹介させていただきます。

私たちが「生きていく」もしくは、「活動していく」ためにはエネルギーが必要となります。

では、私たちのからだのエネルギーですが、具体的に何がエネルギーになるのでしょうか。

それは、糖質、タンパク質、脂質の3つがエネルギーとなります。

残念ながら、その3つしか主要なエネルギーにならないのです。

そして、そのエネルギーには、使いやすさと燃えやすい順番や様々な条件が存在します。

まずは、順番という優先順位ですが、糖質と呼ばれるものが優先して使用されていきます。

この糖質は、1gあたり4kcal相当のエネルギーとなります。

糖質の消費がある一定まで高まると不足エネルギーの追加(代替)として

タンパク質と脂質が使われるようになります。

なお、タンパク質は1gあたり4kcal相当で脂質は、1gあたり9kcal相当のエネルギー量です。

(どちらが優先されるかについては、条件がありますのでまたいつか別の機会に…。)


そこで考えていただきたいのですが、冒頭にて紹介させていただいた

「3か月でマイナス10kg!」の広告なのですが …

10㎏の脂肪を消費しようと考えたときに

どれぐらいのエネルギー消費が必要となるのでしょう?

単純計算で言えば、1㎏あたり9,000kcalの10㎏を消費?となるのですが、実際には

体の中の体脂肪は、組織となっているのですべてが脂肪でできているわけではないため

1㎏の脂肪を消費するのに必要な消費量は、8割ほどの7,200kcalとなります。

とは言え、10㎏の脂肪減量ということは、

約90日の間に72,000kcalを消費しなければならないという現実があります。

エネルギー消費の観点から言えば、その72,000のエネルギーを活動量としての消費と

代謝の過程の中で使用されるエネルギーを体の中に入ってくるエネルギーを制限して

調整をしていくこととなりますが、けっこうハードな生活の変化を強いることになります。

具体的に3カ月との制限で考えて単純計算をするとすれば、

1日に現状の生活から800kcalの消費(制限)をかけた生活を

3か月間毎日強いることが必要となるわけです。

約90日間行わいつづけることを考えると栄養不足で頭がボーっとしてしまったり、

肌荒れを起こしてしまったり、ストレスをため込んでしまったり、… なども懸念されます。

絶対に無理な提案ではありませんが、生活スタイルを崩して行うことが必要となるため

ストレスの多い生活を強いることとなってしまいます。

個人差もありますので、病院のご指導や事情も加味して対応することは可能ではありますが

もう少しゆとりをもって「生活スタイルの変化を最小限にとどめて」

安心のできる提案をさせていただきたいと考えます。


ちなみに、食事だけで1日-800kcalのダイエットをすることは、

あまりお勧めいたしません。(簡単に負担なくできる範囲の適切な調整ならOK!です。)

というのも、不足したエネルギーの代替えとしてですが

体内のタンパク質(筋肉などが分解して使われやすい)を分解して消費する可能性が高く

結果として体内の筋肉量を下げてしまうことにつながることが懸念されています。

ということは、減量後にも影響を及ぼすぐらい基礎代謝自体を下げてしまう

といったことにもなりかねないということです。

この食事のみのダイエットについては、いつか触れさせていただこうかと考えていますが

私も以前拝見した文献において食事のみでのダイエット・減量において筋肉量減少による

代謝低下が-10%~-20%程度確認されたとの記載があったと記憶しています。

偏った減量方法がリバウンドの原因となっているといっても大げさではないと言えます。


話のまとめっぽくなりますが。 

大切なのは、運動と栄養と休養を適切にとりながら

ストレスを少なく、楽しく、健康的に理想的なからだを作り上げていく

そのことが、減量ということです。


もうすぐ月が替わり3月を迎えますが、暑い夏に向けて…。


今の時期からなら 十分に水着の似合うからだ や Tシャツの似合うからだ に

作り上げることも可能です! (不可能や限界も個人差によては、ありますが…。)

体重としての重さ ではなく 姿勢や筋肉の付き方のバランス を調整することで

理想に近づけていくことが可能です!


些細なこと でも大丈夫ですので よろしければ、ご相談にいらしてくださいね。

店頭でのご相談は、時間の許す限り無料で対応させていただいておりますので。

(事前にご予約のご相談をいただければ、ありがたいです。)


今回も長文となってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。

また、時間のある時に投稿させていただきますので。

ご質問でもあれば、お気軽にどうぞ。



最後に一言、蛇足ではありますが。

適正な体脂肪率を維持したうえでの ワークアウト(トレーニング)の

提供をしていただけるトレーニング施設にて 広告のうたい文句に惑わされず

「自分のからだにあった負担のかかりすぎない提案」をしっかりと具体的に

説明していただけるトレーナーさんからご指導をうけていただけること

を切に願っております。



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 こんにちは。 トレーナーのKOじいです。 たびたび(とびとび)の投稿となておりまして誠に恐縮です。 ということで。 最近は、いろいろなチラシや広告を目にしますが、 あまりよろしくないものも多いようで…。 先日も「3か月でマイナス10kg!」や「これを巻くだけで外反母趾が治った!...